それぞれの体格差により性成熟までの差が生じますが、生後6カ月齢以降の健康な子でしたら、手術できます。
術後の経過によって入院していただく場合もありますのでご了承ください。
発情期の精神的ストレスを改善することができます。平均的に中年齢以降発生する恐れのある精巣腫瘍を抑制することができます。
犬では雄性ホルモン依存性疾患(前立腺肥大、肛門周囲腺腫、会陰ヘルニア)の発生を低下させることができます。
猫では、喧嘩による交渉を減少させ、間接的に猫白血病や猫エイズの感染リスクを低下させることが期待できます。
去勢手術によって、攻撃性、放浪行動、マーキングも減少するとありますが、問題行動の経過長ければ去勢手術による効果が見られないことがあります。
術後から運動量が低下して必要カロリーが15-25%減少すると言われており、肥満傾向になることが報告されています。
そのため、食事の変更や運動による管理が必要になることがあります。
望まない妊娠や発情による発情時の問題行動・ストレスを回避することができます。
犬では初回、または2回目発情前に避妊手術を行うことで、乳腺腫瘍の発生を抑制することができます(それぞれ発生率は初回まで0.05%、2回目まで8%、2回目以降26%と報告されています)。
猫でも生後6か月齢以前、12か月齢以前、24か月齢までに避妊手術をすることによって9%、14%、89%の乳腺腫瘍の発生率であった報告があります。また卵巣子宮疾患の代表的な病気に子宮蓄膿症があります。
若齢でも発症することがありますが、とくに未避妊の中年齢以降の発症が多いことから、出産を計画していない、または出産が終わった場合、避妊手術を行うことで未然に病気を予防することができます。
手術後、生体が必要なカロリーが低下しますので、肥満に注意してください。
手術前日21:00以降の食餌は控えてください。飲水の制限は必要ありません。
手術は完全予約制です。手術前に電話、または来院時お伝えください。
手術は12:00~15:00に行いますので、遅くても11:00ごろまでに来院ください。
病院内は様々なペットが出入りします。そのため、ノミダニ予防が不完全の場合滴下式の予防薬を付けさせていただきます。
手術は完全予約制です。事前に病院までご連絡ください。
まだ来院されたことのない場合、1度身体検査のために来院をお願いすることがあります。
未だに100%安全な麻酔はありません。そのため、血液検査やレントゲン検査等により麻酔リスクを評価します。
状態によっては手術より見つかった病気を優先し、手術を延期することがあります。
術前検査は当日可能ですが、去勢・避妊手術の場合、7日前までに検査のため来院されても構いません。
検査結果から手術の必要性を説明し、了承していただきましたら手術をさせていただきます。
手術は12:00~15:00に行わせていただきます。遅くても11:00までに来院ください。
もしご都合がつかない、食餌を与えてしまった等、手術を延期される場合には連絡ください。
手術の必要性に同意していただきましたら、書類にご署名いただきまして手術の時間を迎えます。
オーナー様は基本的にご帰宅いただきます。
清算は退院時にお願いしています。
手術開始いたします。
手術の内容によっては予定時間が前後する可能性はありますのでご了承ください。
去勢手術の場合、手術当日16:30~19:00までにお迎えに来てください。
避妊手術は手術翌日の退院となります。診察時間内のお迎えをお願いします。
12:00~15:00の退院は受け付けませんので、ご了承ください。
当日退院の場合、夕方からの飲水・食餌は通常の1/4程と少量にしてください。
手術翌日からはいつもの給餌量に戻しても構いません。
抜糸は手術後10-14日目に行います。それまでの間、散歩はリードでコントロールして激しい運動は控えてください。
シャンプー、水遊び等は抜糸後2-3日してからにしてください。