当院では、動物たちに合わせた最良の治療を行い、臨機応変にご対応させていただきます。
一般診療に加えて、各種予防接種、寄生虫予防駆除、手術、健康診断を行っております。
大切なご家族に関して疑問や不安を感じましたら、お気軽にお尋ねください。
※当院で対応が困難と判断した場合、二次診療施設に紹介することがあります。
犬・猫の1年は人間に換算すると4年に相当すると言われています。
そのため、病気が進行してからの治療になってしまうと、その後の寿命に大きな影響を与えることも少なくありません。元気なうちから我が子の健康状態を把握しておくことで早期発見・早期治療へ繋がると考えます。
6歳までは年に1回、7歳からは年に2回の健康診断を推奨します。
当院では予約なしで行える血液検査による健康診断を設けています。
検査をご希望の方は、朝の食餌は与えないで来院ください。中高齢の動物や持病がある動物には、適宜必要な検査を提示し、半日入院で検査をさせていただく場合があります。詳しくは獣医師とご相談ください。
たまの動物病院では上記の手術行っております。
去勢・避妊手術のことについて、詳細なことは『手術についてはこちら』をご覧ください。
一般的にワクチンと呼ばれるものには、混合ワクチンと狂犬病ワクチンがあります。
混合ワクチンは動物から動物、または動物から人への感染のリスクのある伝染病を防ぐことが目的となります。
ペットの生活環に合わせたワクチンを選択しましょう。
狂犬病は狂犬病ウイルスを持った動物に咬まれることで感染する人と動物の共通の伝染病で、1度発症すると致死率100%と言われています。
日本での発症は1957年を最後に確認されていませんが、諸外国では数多くの動物の命が奪われています。そのため、狂犬病予防法により1年に1回の接種が義務付けられています。
当院に準備しているワクチン 犬:6~9種 猫:3種、5種
犬ジステンパー感染症、犬アデノウイルス感染症、犬伝染性肝炎、犬パルボウイルス感染症、犬コロナウイルス感染症、犬パラインフルエンザ感染症、犬レプトスピラ感染症(各種)
猫カリシウイルス感染症、猫ウイルス性鼻気管炎、猫汎白血球減少症ウイルス、猫白血病、クラミジア感染症
接種可能月齢
生後91日齢以降、1年毎に1回接種になります。(狂犬病予防法施行規則第11条より)
※注意事項
幼犬・幼猫の初回ワクチン接種時、ご自宅の環境に慣れる7-10日以降に来院してください。
以前にワクチンや注射等で体調悪くなったことがある場合は、お知らせください。
予防接種後、激しい運動やシャンプーは2-3日控えてください。
ワクチン接種後、極稀に副作用を生じることがあります。
アナフィラキシーショック(急な循環不全や呼吸困難等)は比較的早期に起きる重篤な副作用ですので、様子がおかしいと感じたら、至急電話、または来院してください。
フィラリア症とは、犬糸状虫が心臓や肺の血管に寄生することによって心臓や肺に影響を与える病気のことを言います。
蚊の中で成長したフィラリアの幼虫が感染源となる時期から予防をすることで、犬の体内で成虫になることを阻止します。
もし予防がきちんと行われなかったら、散歩を嫌うようなことから始まり、咳、呼吸困難、腹水の貯留、尿が赤くなるなどの症状が出てきます。
そのため、予防期間として毎年4月から11月まで月1回、計8回の予防を推奨しています。
毎年初めて内服する前に昨年までの予防が完全にできているか確認して開始されるとより安全に予防が開始できますので、予防前には必ず血液検査をしてください。当院に準備している予防薬は、内服薬と滴下式薬剤があります。
オーナー様の好み、ペットの性格でお選びください。ノミダニ、一部の消化管寄生虫予防薬が含まれたオールインワンの内服薬もあります。
詳しくはお尋ねください。また猫のフィラリア症も近年報告されていますので、予防をしていくことをお勧めします。
ノミダニは痒み等の皮膚炎のほかに、犬バベシア症や猫ヘモプラズマ症などの貧血や猫ひっかき病、ライム病、日本紅斑熱などの人への感染症を引き起こすことがあります。
その中で近年重症熱性血小板減少症候群(SFTS)はダニが媒介することが報告されています。
もしダニに咬まれていても無理に取ろうとせず、人であれば皮膚科を受診し、動物は動物病院へ来院してください。
定期的に予防薬を投与し、ノミダニの寄生を予防しましょう。
予防薬は滴下式とチュアブル(内服薬)がそれぞれありますので、お尋ねください。